新陰流兵法研心会への入会を希望される場合は、一度、当会の稽古を見学して入会を検討してください。
見学を希望する場合は、お問い合わせページの入力フォームに、お名前、メールアドレス、メッセージ(見学希望日や質問など)を記入して送信してください。担当者(矢口)より折り返し連絡します。
入会する場合、道具が揃い次第、いつからでも稽古を開始する事が可能です。
その他、よくある質問ページも参照ください。
●会費・月謝
入会金:三千円
月 謝:三千円(学生二千円)
年会費:三千円
●東京本部
稽古日時:毎週水曜18時30分〜21時30分、隔週金曜18時30分~21時30分
稽古場所:文京スポーツセンター、他
●大阪支部
稽古日時:毎週土曜15時〜17時
稽古場所:吹田市立武道館 洗心館 第一武道室
●稽古開始時に用意していただく物
稽古着:道着(白または黒の居合道衣など)、帯(居合帯など)、袴(黒または紺)
袋竹刀:当会で購入可能
・ 新陰流兵法二十二世渡辺忠成師範直伝の教えを教授します。
・ 新陰流の剣術に加えて、新陰流に併伝して伝わっている古流居合・抜刀術の制剛流抜刀術、柳生十兵衛創始の杖術である新陰流杖術も全伝教授します。
・ 新陰流には江戸時代より脈々と受け継がれて整備された教習課程(カリキュラム)があり、当会では各人の段階に合わせてマンツーマンで指導します。そのため、初心者でも順を追って稽古していくことにより、初歩から極意に至る深遠な術理まで、段々と難しい太刀の操法や身体使いを無理なく学べるシステムになっています。
・ 当会は皆伝位8名を含む12名の指導者がおり、懇切丁寧にマンツーマンで指導します。全ての太刀の全ての動きには一つ一つ意味があり、太刀筋から身体の細かい動きに至るまで、それぞれの太刀や身体操作の理合について詳細に説明します。
・当会の指導者は剣術以外にも合気道などの武術を長年稽古している者が多く、豊富な武道経験をもとに技の理合や身体操作についてきめ細かく指導します。
・東京本部では文京区茗荷谷駅近辺の公共施設(文京スポーツセンターなど)で毎週水曜夜と隔週金曜夜に稽古を行っています。平日の水曜夜や金曜夜に都合がつき、都心に出やすい方にお勧めです。
・大阪支部では毎週土曜日の15時から吹田市立武道館(洗心館)で稽古を行っています。
・ 新陰流兵法二十二世渡辺忠成師範が伝える、新陰流兵法、制剛流抜刀術、新陰流杖術の全伝を学ぶことができます。
・剣術の稽古は適度な全身運動であり、また、新陰流の剣禅一如の精神を学び型の中で鍛える事で、心身共に鍛える事ができます。また、歪みの無い身体操作を稽古するため、身体のバランスが整い、姿勢や動きが綺麗になることが期待されます。
・現代剣道とは異なる、昔の武士が行っていた刀剣での戦い方や使い方、身体操作を学ぶことができます。古武術の身体操作を身に付けることで身体の動き方が良くなります。また、新陰流の太刀捌きは、剣の理合を用いる合気道など他の武術にも応用が可能です。
・当会は型稽古のみで試合は行いませんが、外伝試合勢法では剣を用いたあらゆる戦闘を想定した試合型が200本程度用意されており、それを学ぶ事でパターン学習により剣の戦いにおける様々な対処法を学べます。
・制剛流抜刀術では、日本刀(居合刀)を用いた稽古により、実戦的な刀法を学ぶ事ができます。また、抜刀から剣術、体術に繋げる古流居合・抜刀術が学べます。
・新陰流杖術では、剣の裏技としての杖の使い方を学び、奪刀法(だっとうほう)に繋がる杖術を学ぶ事ができます。
・木刀を用いる型や、小太刀や二刀、無刀の型も稽古します。
・新陰流を学びたい。
→新陰流を稽古している団体は多くあり、各団体によって稽古内容から会の雰囲気まで様々な違いがあると思います。当会のホームページをご覧になったり、稽古を見学いただいて、自分に合ってそうだと思われたなら、是非、一緒に稽古いたしましょう。
・ 古流剣術を学びたい。
→剣術の中でも三大源流(念流、神道流、陰流)に近く、徳川将軍家御流儀として江戸時代に最も派生流派の多かった新陰流を、是非学んでください。
・古武術やその身体操作を学びたい。
→新陰流では戦国時代から伝わる剣術の精妙な身体操作を学ぶ事ができます。新陰流では、「西江水(せいごうすい)」、「人中路(じんちゅうろ)」、「転(まろばし)」など、身体操作や身体感覚に関する教えや用語も数多く残されており、それらを通じて昔の武芸者が到達した高度な身体使いを体得することができます。
・日本刀や日本刀を使った武術(居合・抜刀術)を始めたい。
→古流居合・抜刀術の制剛流抜刀術により、日本刀の操法を学ぶ事が出来ます。また、昔の武士の真剣勝負における刀での闘い方についても学ぶ事ができます。
・ 戦国武将や昔の剣豪、その剣豪がおさめた武術に興味がある。
→およそ500年前より伝わる新陰流を学ぶ事で、昔の武士の戦い方や身体操作、また、昔の新陰流剣士に想いをはせることができます。流祖上泉伊勢守や柳生石舟斎は戦国武将であり、柳生但馬守は大名で将軍家指南役、柳生十兵衛も隻眼の剣豪として有名で、その他にも新陰流の達人は日本の歴史の様々なところで活躍しています。
・ 合気道などの他武術を学んでいるが、剣術も専門的に学びたい。
→合気道開祖植芝盛平翁も学んだと言われる新陰流で剣の理合を体得できます。また、新陰流では石舟斎が考案したとして有名な奪刀法(いわゆる無刀取り)に代表されるように、体術への応用技が多彩にあり、剣を持たないで新陰流の太刀捌きを行うとそのまま体術になります。そのため、剣術諸流派の中でも、体術との親和性の高い新陰流を是非学んでみてください。