新会員の入会と古参会員の復帰

本日、1名が新規入会され、コロナ禍で休まれていた古参会員が復帰しました。古参の方に復帰いただくのは大変嬉しく、指導体制も強化されるので頼もしいです。

ところで、剣術を新しく始められた方と稽古していると、たまに思いもしない質問が出てきて興味深いです。
剣術や剣道では、剣を握る時に右手が上で左手は下に剣を握るのですが、左利きなら左手を上で持たないのかと聞かれました。
剣道などでは左手が上の左太刀はないと聞きますが、右太刀から左太刀へのスイッチは強力なため、新陰流では左太刀の型もあります。ただ、やはり殆どの型は右手上の普通の持ち方で行います。
ためしに左手上で握ってみると、剣を振りやすい方向と死角が逆になるので、型が左右逆になる事がすぐに分かります。なので、別にやってはいけないとか昔からやらなかった訳ではなく、左太刀なら型が変わるだけのことだと思います。最終的に両方の持ち方に習熟できると良いと思いますが、最初はどちらかに絞って稽古した方がスムーズに上達できると思います。